バーベキューの思い出

10年以上前ですが、高校の卒業生のSNSのオフ会で、金沢区野島公園でバーベキューをやりました。公園の一角がバーベキュー場になっていて、たくさんある区画のうちの一つを借り切って、30人ぐらいで集まってワイワイとバーベキューをやりました。
子連れのメンバーも多く、私も当時小学生の息子を連れて行きました。子供たちはスイカ割りをしたり、水鉄砲で遊んだり、鬼ごっこをしたりして、存分に遊んだようです。子供たちと遊んでくれるメンバーもいて、特に子供には楽しかったと思います。
バーベキューの材料はそれぞれ持ち寄りで、私はソーセージや野菜を持って行きました。お肉や野菜をどんどん焼いて、タレをつけて食べるのですが、ちょっと焦げたぐらいのものもおいしかったです。暑いのに、ずっとバーベキューを焼いてくれている人もいて、ありがたいことでした。
子供たちは走り回り、こちらはデッキチェアで寝転がってちょっとしたお昼寝を楽しみました。木陰は風が通って気持ちがよくて、うとうとしてしまいました。とても楽しい1日だったです。

秋のキャンプ

去年の11月の終わり頃に栃木のキャンプ場へ行きました。
寒い時期のキャンプは初めてだったので不安もありましたが、電源のあるサイトを借りて寒さ対策に電機ストーブとホットカーペットをもって行ったところ、これが大正解!
テントの中にホットカーペットを敷き、セッティングを強にして2時間くらいほっておけばテントの中はポカポカです。
電機ストーブはタープで使用し、後は焚き火で暖をとりました。
電気代を気にしなくて良いので一日中つっけぱなしにしていました(笑)

寒い時期に一日中外で過ごすなんて、それまでは考えられない位寒いのが苦手なのですが
焚き火の前でバーベキューをしながら飲むビールは最高に美味しく、焚き火の序でに作った焼き芋(塗らしたキッチンペーパーで包み、その上からアルミホイルで包む)が
上手に出来てこれまた絶品でした。少し白い息が出る位の寒さの中で飲むホットコーヒーも最高でした。

男女別の小さめの温泉もあり、11月という事もあってキャンプ場に居たのは私たちを含め3組だったので温泉も貸切状態でのんびり入れ、冷えた体を暖めるのには絶好でした。
寝る時も、ホットカーペットをつけっ放しのテントの中は暖かいと言うより少し厚いくらいで途中消したくらいです。
といったようにこの時期のキャンプは紅葉も綺麗で、自然を肌で感じる事も出来てとても楽しかったです。

彼氏と二人のバーベキュー

付き合って半年の彼氏と、夏に伊豆の
コテージに二人だけで泊まりました。
伊豆高原駅近くのスーパーでバーベキューの食材を買いました。お米は1合ずつそれぞれ持参しました。
コテージのオーナーに電話すると車で迎えに来てくれます。
泊まったコテージはまるでハワイの別荘のような雰囲気で、ウェルカムスイーツが出ました。
スイーツを食べ終わったら、17時頃から二人でバーベキューの準備を始めました。
炭で火を起こし、お酒を飲みながら自分たちで焼いた肉や野菜を、ハワイの雰囲気のおしゃれなコテージの庭で食べるのは最高に楽しかったです。
他の客もおらず、貸し切り状態で気兼ねなく過ごせました。
彼氏はバーベキューをするのは学校の林間学校以来で、私も社会人になってから一度だけやった事がありますが、その時は完全に年上のメンバーに任せきりで、自分が主になってやらなかったので、やり方を忘れていました。
二人とも、バーベキューに慣れてないせいでパプリカを真っ黒に焦がしてしまったりもしましたが、料理や後片付けを二人で協力していると、何だか夫婦のような気分をあじわえて、とても幸せでした。
バーベキューの後片付けが終わったら、花火をするため、人気のない海岸を探しましたが、なかなか近くに見つからず、結構歩き回りました。
ようやく海岸にたどりつき、二人きりで線香花火をしました。
その日はうんと二人の距離が縮まったような気がしました。
花火終了後、コテージに戻るのが遠くて迷うかと思いましたが、ナビを使い何とか無事帰りました。
その彼氏と結婚したので、今度は子供も一緒に家族でまたバーベキューがしたいです。

火の音と父のコーヒー

小さい頃はよく家族とキャンプへ行きました。家族だけでなく友達やキャンプ仲間を連れて行って、朝から夕方まで川で遊び疲れたら寝てまた朝から川に入って遊んでいました。

夕方になると晩御飯の準備。みんなで手伝いをします。私は火の係で父と一緒に火起こしをしていました。父は火の危険と安全に火を起こすにはどうすればいいのか、いつも教えてくれ側で見てくれました。そんな父のおかげで火起こしは今でも得意です。
火を起こしたらご飯を炊いて、おかずを作りみんなで火を囲んで食べました。食べ終わるとただじっと火を見て、寝るまでのんびり過ごしていました。外は真っ暗。星と月の光に火のパチパチという音。木の焼ける匂いと涼しい風。ただじっと過ごすだけですが、私は大好きでした。眠くなった人から順にテントに入り、最後の人が火のしまつをします。

早朝 空気が澄み切り、鳥の鳴き声が聞こえてきます。既に父は起きていて、コーヒーを入れる準備をしています。テントから出ると父から「おはよう」と声をかけ、私の分のコーヒーを入れてくれます。それがとても美味しかったです。

今ではもうキャンプへ行かなくなりましたが、鳥の鳴き声を聞くと思い出します。夜の火の音。朝の澄み切った空気と父のコーヒー。今度は私の子どもを連れて、父と一緒にキャンプへ行きたいです。

初めてのバーベキュー

わたしは家族全員、筋金入りのインドア派で、恥ずかしながらハタチになるまでバーベキューひとつしたことがありませんでした。
大学に入って最初の夏、友達が所属していたサークルで開催されるバーベキューに呼ばれたときも、正直あまり気乗りしませんでした。
同じお金を出すなら冷房の効いた室内で焼肉がいいなあ...などと失礼なことを考えつつも、「参加者が少ないからお願い!」と友人に引きずられるようにして会場に。
すでに買い出しやセッティングは終わっていて、部外者であるわたしには出る幕もなかったのですが、火を起こしていた先輩のまくりあげたTシャツの袖から見えた腕がかっこよかったことだけはよく覚えています。
はじめは渋っていたというのに、いざ参加してみると、外で食事をするというのはいいものだなあと思いました。
それだけで気分がパッと晴れるものです。
今ではめっきり機会も減りましたが、また誰かに誘ってもらえたらぜひ参加したいと思っています。

初めての体験

とある島にフェリーで向い、船着き場から歩くことおよそ30分。たくさん並ぶロッジと広がる海が見えてきました。1泊2日の島での生活では様々な事を体験しました。
バーベキューサイトでは、通常のバーベキューのみではなく、木の棒に材料を何度も塗りながらくるくると回し焼く、バームクーヘン作りを体験し、非常に美味しかったです。海でとった貝類(うにやあさり)を焼きその場で食べるというのもなかなか体験できるものではありませんでした。もちろん焼いたお肉や余ったお肉を使用し作ったカレーも普段家で作って食べるカレーの数倍おいしく感じられました。
また海水浴ではカヌーにのり沖の方まで連れていってもらったり、泳いだ事も楽しかったですが、夏場の8月終盤であった為かクラゲが多く刺されて痛い思いをしました。
キャンプファイヤーも実施したのですが、火を取り囲みながら音楽をかけて盆踊りを皆でし、踊りが全くわからないながら個々オリジナルの踊りを踊って楽しみました。
アウトドアと言えば、とにかく普段あまり見ることのない虫や生き物に出会うものですが、蚊に刺された事はもちろん、なんと蛇まで出現し本当にびっくりしました。マムシだったらどうしよう…と不安でしたが、アオダイショウという種類のものだったようです。
アウトドアに出かけると、普段体験することのできない事や見ることのできないものを見られますので、本当に楽しいです。毎年夏が来るのが本当に楽しみです。

 

夏の日の屋上

夏の暑い時期に職場の屋上でバーベキューをしました。
事務の人は自分の仕事そっちのけで昼間っからビールを飲んで火の東番。
「これが面倒くさいんだ」とか言いながら、楽しそうに団扇で火をあおいでいました。
仕事が終わった人から次々に屋上に上がってきて、自分たちの持ってきた食材を皿に並べたり、網に乗せて焼いていったりとだんだん盛り上がってきましたが、その頃には事務の人は当然といえば当然ですがひと眠りの時間となっていました。
闇に包まれ始めたころ、ドカ~ンという音と共に事務の人は起き出し、遠くの方が光ったので何事かと思ったら花火大会が始まったのでした。
団扇で仰いだら煙と共にぬるい風が頬をすり抜け、汗をかいた缶ビールを喉に流し込みながら見る遠くの花火は、本当に遠いところの出来事という感じがして、なんだかしんみりしました。
あまり話したことのない新入社員の子とも話せたり、片づけになると妙にみんな行動が早かったりなんだかとても不思議な夜でした。
でも一番不思議だったのは納豆を焼いて一人で食べていた女の子でした。